友人にブログをMarkdownで書いてるよ〜と話した時にMarkdown?となったので、 Markdownって何?って人向けに書きます。
Markdownはマークアップ言語のひとつです。
マークアップ言語というのは、*1文書構造や*2視覚表現を記述するための言語です。そのため、文字を書くのに大変向いています。
マークアップ言語といえば、代表的なのはHTMLですね。
他にもXMLやLaTex(Tex)が有名です。
Markdownは、HTMLで文章を書くときに煩わしく感じるHTMLタグから逃れるために産み出されたものだそうです。
例えば、HTMLで"改行"や"文字の強調"をする場合、どうしてもHTMLタグが必要になり、以下のようになります。
ドラえもんが倒れたんだ。<br> <strong>なんだって!</strong>
しかし、Markdownで"改行"や"文字の強調"をする場合、半角スペースや*で済み、以下のようになります。
ドラえもんが倒れたんだ。 **なんだって!**
文章をstrongやbr等の文字で挟まなくなる事で、全体的にすっきりしましたね。
見やすくもなりました。
また、HTMLタグの役割が文字から記号に変わる事で、文書全体の文字数も減りました。
HTMLという1例だけを取り上げましたが、このようにMarkdownは他のマーク言語に比べて容易に文書表現ができます。
そのため、ブログ等でも使用できるところも増えており、Markdownを推進するところも出てきています。
しかし、注意する事が1つあります。
それはMarkdownは、あくまでMarkdownである。という事です。
そのままの状態ではHTMLやLaTex(Tex)の代わりにはなりません。
そのため、MarkdownからHTMLやLaTex(Tex)へ変換するツールが出てきています。
最近だとWeb上でMarkdown→HTML等への変換も可能だそうです。
僕は大学生時代に教授から卒業論文をLaTex(Tex)で書くように言われて、ものすごく大きな参考書を自費で購入し、非常に苦労した覚えがあります。 僕は変換ツールを使ったことはありませんが、 本当に良い時代になったものだなぁと思います。