先日、『AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトレベル』を受験して、ギリギリ合格しました。
総合評点: 65%
トピックレベルスコアリング:
1.0 セキュリティ: 81%
2.0 トラブルシューティング: 80%
3.0 高可用性、コスト効率、耐障害性、スケーラブルなシステムの設計: 60%
4.0 実装/デプロイ: 50%
この試験の合格ラインは65%だそうなので、本当にギリギリでした。(汗
色々と勉強方法をブログ等で調べながら実践してみましたが、いざ試験を受けてみると予想以上に難しかったです。 情報が少なく、問題集も少ないので、出題傾向を読めなかった事が難しく感じた理由かもしれません。
この認定資格の有効期間は2年間しかなく、更新するには、また再受験する必要があります。 そのため、今後の自身のために「今回の勉強方法」と「改善すべき点」を纏めておこうと思います。
試験概要
私が受けた時点の情報を記載しておきます。
TOPIC | DATA |
---|---|
試験時間 | 80分間 |
問題数 | 60問 |
合格ライン | 非公開(65%と言われている) |
受験料 | ¥16,200 |
今回の勉強方法
ブログ等で書かれている事を一通り実践してみました。
1. 本を購入&熟読(3回読む)
現時点で唯一のAWS試験本を購入しました。
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト ?アソシエイト
- 作者: 大塚康徳
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
試験にでるAWSサービスの内容が纏まっており、各章毎に理解度チェック用の問題が数問あります。 私はこれを3回読んで、AWSの主要なサービスの概要を理解しました。
2. ホワイトペーパーを読む
日本語で書かれているホワイトペーパーを読みました。
数は少ないですが、ページ数は多いです。
PDFなので、通勤時間に読みました。
ここで本には乗っていないAWSのサービスやセキュリティについて、理解を深める事ができました。
アマゾン ウェブ サービスの概要
https://d0.awsstatic.com/International/ja_JP/Whitepapers/aws-overview.pdf
AWSを使用したバックアップと復旧のアプローチ
https://d0.awsstatic.com/whitepapers/jp/Backup%20and%20recovery%20approaches%20using%20AWS.pdf
災害対策目的でのAWSの使用
https://media.amazonwebservices.com/jp/AWS_Disaster_Recovery_01242012.pdf
AWSを用いた故障耐障害性の高いアプリケーションの構築
http://d36cz9buwru1tt.cloudfront.net/jp/wp/AWS_WP_Fault_Tolerant_JP_v20110517.pdf
新しいリージョンへのAWSリソースの移行
http://media.amazonwebservices.com/jp/wp/AWS_Migrate_Resources_To_New_Region.pdf
クラウド移行の実践ガイド:サービスをAWSに移行する http://media.amazonwebservices.com/jp/wp/the-path-to-the-cloud-dec2015.pdf
Amazon Virtual Private Cloudで御社のITインフラを拡張 http://media.amazonwebservices.com/jp/wp/Extend_your_IT_infrastructure_with_Amazon_VPC.pdf
Amazon Simple Email Service(Amazon SES)Eメール送信のベストプラクティス http://d36cz9buwru1tt.cloudfront.net/jp/wp/AWS_Amazon_SES_Best_Practices.pdf
3. BlackBeltを読む
各AWSサービスの説明と実例がのっています。
試験にでそうなものに絞って読みました。
4. AWSのWEB問題
フリープランの問題を全問解きました。
1~3を終えた時点では、悩む問題はありませんでした。
https://aws.koiwaclub.com/
これだけだと、合格ラインギリギリです。
以下に、プラスでやっておくべき勉強法(改善すべき点)を記載します。
改善すべき点
1. 実際にAWSを使ってみる
無料枠内でできる事を理解して、実機でさわってみるべきでした。
2. 模擬試験の受講
模擬試験を受講して、難易度を知るべきでした。
3. BlackBeltを全量読む
理解できていないAWSサービスが1、2個でました。
BlackBeltを全量読み込んでおくべきでした。
その他、気になった点
勉強方法以外で、次回気を付けるべき点を記載しておきます。
1. 試験場所をちゃんと選ぶ
こればかりは運が絡みますが、今回私の選んだテストセンターは部屋が狭くて隣との仕切りもなく、距離も近かったので、集中できなかった…
2. テスト端末の画面が見辛い
9/7からAWSのテストパートナーがWebassessor or KryterionからPSIに変わっています。
私は前の端末を知りませんが、PSIの端末は画面に覗き見防止フィルムが貼っており、画面が暗くて見辛かったです。
これは自身の力ではどうにもなりませんが、目が疲れやすいので、しっかりと休んで試験に挑みましょう。