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「アウトプットする事は大事だ」と思って初めたブログ、プログラミング、独り語り、etc

プロジェクトで使われるマネジメントの種類について

今回は、プロジェクトで使われるマネジメントの種類について、語りたいと思います。
マネジメント全体について語りだすと文章が纏まらなかったので、まずは「種類」について語りたいと思います。

自分の立ち位置について

マネジメントの話は、個人の経験、裁量によって話す内容が大きく違うと思うので、事前に私の経歴を少し書いておきます。
私は東証一部上場企業の客先常駐のSEです。
大学卒業後、約10年をこの会社で過ごしてきて、プロジェクトでリーダーと呼ばれる仕事を約5年程続けており、今もリーダーの立場でマネジメントの仕事をしています。

プロジェクトで使われるマネジメントの種類について

さて、今回はプロジェクトで使われるマネジメントの種類について語りたいと思います。会社のマネジメントとかは話しません。自分が経験、見てきたプロジェクトで使われるマネジメントの種類について語りたいと思います。
いきなりですが、種類はこんな感じだと思います。

 1. セルフマネジメント
 2. リーダー(チーム)マネジメント
  2-1. 専任マネジメント
  2-2. プレイングマネジメント
 番外編. スリーピングマネジメント

1.セルフマネジメント


英語で書くと「self management」です。セルフなので自分自身をマネジメントする人を「セルフマネジメント」と呼びます。
「セルフマネジメント」で使われる主なスキルは以下の2つで、このスキルを使いこなせる人が、次の「リーダー(チーム)マネジメント」へと進化させられます。(強制)

・タスクばらし ・・・ 作業を自分の裁量でばらして複数のタスクに置き換えること。
・優先順位付け ・・・ "タスクばらし"によって置き換えられたタスクの優先順位付けを行うこと。

2.リーダー(チーム)マネジメント


1.の「セルフマネジメント」をチーム、プロジェクトまで範囲を広げて行う事を「リーダー(チーム)マネジメント」と呼びます。「セルフマネジメント」で使われる2つのスキルの使用範囲を、作業⇒プロジェクト、自分自身⇒チームへと広げてマネジメントを行います。ただ、やっている事はセルフ時代から大きく変わらないので、2つのスキルをより使いこなす事が重要になります。

あと、リーダー(チーム)としての付加価値をどこまで付けるかも重要になります。
付加価値とは、「リーダー(チーム)としての作業効率の向上」「チームメンバーの育成」「チームメンバー内での情報共有」・・・etc です。
この付加価値をどこまで付けれるのかが、リーダーとしてのミッションなのだと私は思います。

2-1.専任マネジメント


2.リーダー(チーム)マネジメントの中でもリーダー(チーム)マネジメントを専任で行う人の事です。
大規模のプロジェクトでは、管理するメンバーが多いため、専任マネジメントとなる事が多いです。プロジェクト単位で要員管理、工数管理、進捗管理を行い、社内と顧客への報告を行ったり、時には営業として顧客から仕事獲得に向けて行動します。

2-2.プレイングマネジメント


2.リーダー(チーム)マネジメントの中でもリーダー(チーム)マネジメントを専任でしない人の事です。
手を動かしながらマネジメント業務を片手間に行います。小規模のプロジェクトでは、管理するメンバーが少ないため、プロジェクトのマネジメント負荷が少ないので片手間でマネジメントを行います。片手間といっても専任と同様で、要員管理、工数管理、進捗管理を行い、社内と顧客への報告を行ったり、時には営業として顧客から仕事獲得に向けて行動します。

専任とプレイングマネジメントの使い分けが重要では?


2-1.専任マネジメントと2-2.プレイングマネジメントは、プロジェクトの規模によって使い分けるのが重要です。しかし、私はこの使い分けができていない企業を多く見てきました。個人的な意見ですが、余程大きなプロジェクトで無い限りは専任にはならない or 使わない方が良いと私は思います。というのも、専任となる事でマネジメントの経験や実績は上がりますが、それだけ手を動かす機会が減るため、業務や開発知識が停滞します。これは実際に経験した事ですが、手を動かす仕事しか無い時に、人材として社内に専任マネジメントが余っていたので本来プロジェクトにプログラマーを入れるべきところ、専任マネジメントを無理矢理入れて炎上したプロジェクトもありました。別に専任マネジメントを否定するわけではありませんが、企業は専任とプレイングマネジメントの比率を考えるべきです。こうなってしまうのも、多くのIT系企業は、プログラマーからマネジメントになることが昇進と考えているからです。そうではなく、マネジメント⇒プログラマープログラマー⇒マネジメントへもう少し柔軟にできるようにすべきだと私は思います。

熱くなってしまいましたが、要は「リーダー(チーム)マネジメントになってもプログラマーとしての心を忘れずに開発知識を日々学んでいきましょう。」というのが、私の言いたい事です。
(10年間SEという名の『何でも屋』を続けてきて、技術力が全く無く後悔している人より...)

忘れてました・・・番外編です。
こんな人にはならないようにしましょう。本当に実在するから世の中怖い・・・

番外編. スリーピングマネジメント


2-1.専任マネジメントの進化系。寝てるだけで仕事がまわる不思議なマネジメントで、規模の小さいプロジェクトで専任マネジメントを入れると、周りのリーダークラスだけで業務が回ってしまい、専任マネジメントはやることが無くなってしまう現象が発生する。(誤解が無いように言うと、専任マネジメントスキルが低いと、付加価値を付けれられないため、やる事が無くなってしまいスリーピングマネジメントになってしまうもの)

仕事をしていると、たまにこんな人もいるので気をつけましょう。