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多摩市で生息するエンジニアが「アウトプットする事は大事だ」と思って始めたブログ

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門を読んでみた

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

ネットを見ていると良く見かけるGitやGitHubという単語。
クラウドを使ったバージョン管理ツールなんだろうなぁ…と勝手な想像をして、なんとなく適当な使い方をしていました。Git、GitHubを使い始めて1ヶ月が立ち、さすがにそろそろ理解しておいた方が良いと思ったので、この本を手にしました。

何故この本を選んだかと言うと、一応、仕事でSCC、CVSSVNと、色々なバージョン管理ツールに触れてきた経験があったので、ゆるーく理解できそうなこの書籍を購入しました。(漫画形式で解説してくれる技術本も珍しいなと思ったのも理由の一つです)

結論から言うと、買って良かったです。
ボリューム的には漫画のところは、2割程度で、ほとんど普通の技術書と変わりないです。
「あーしたいけど、どうすればいい?」「これってどういう意味なんだっけ?」等、わかばちゃんが疑問に思う箇所が、漫画になってる感じです。
内容的にもGit、GitHabを使う上で、必要なポイントは押さえている感じがしました。ただ、あくまで初心者向けで、ガッツリ理解したい人には、別の本が良さそうです。

この本は、SourceTreeと呼ばれるツールを使う事を前提にGit、GitHabの使い方を説明しています。
SourceTree自体の使い勝手は悪くなく、私もこの本を読んで初めてこのツールを使ってみましたが、ツール自体は良くできており、とても使い易かったです。
また、SourceTreeのUIベースでの説明・解説(しかも漫画付き)なので、初心者には非常に取っつき易く、楽しく読めるし、分かりやすいと感じました。
しかし、デメリットもあります。アップデート等でツールのUIが変わってしまうと読者側で読み変えないといけない。という問題が起きてしまう事です。なので、時間が経った後でこの本を読み返すのは辛いだろうなと思いました。

メリット、デメリットありますが、冒頭に書いたとおりトータル的には、買ってよかったですし、この本を通してGit、GitHabの基本的な使い方は理解できたと思います。
次のステップとして、以下を理解したいですね。
・commitの粒度
・commit時のコメントの書き方
・やっぱりGit、GitHabのコマンドベースでの使い方(ツールが使えない時も考えて....)

※commitの粒度については、以前伊藤さんが記事にしていたと思うので、こちらを参考にしたいと思います。

コミットはドラクエのセーブと同じ!?Qiitaに「適切なコミット粒度」に関する記事を書きました - give IT a try