はじめに
このブログ記事は、約11年間、客先常駐で『マネジメント』をメインに続けてきて、技術力がまったく無くて後悔していた人が、Webエンジニアへ転職して学んだ事を記録しておくために書いています。自身の振り返りのために書いている記事ですが、30代の方で同じように技術力がまったく無くて後悔している方々にとっても「Webエンジニアになるとこんな事を勉強するんだ・・・」と雰囲気を掴んで貰えれば幸いです。
AWS re:Invent 2018 Serverless re:Capに参加
AWS re:Invent 2018 Serverless re:Cap(2018年12月5日開催)
AWS re:Invent 2018終わりましたね。
相変わらず発表が多すぎてついて行けないので、Serverless関連だけでもキャッチアップしたいと思い、参加してきました。
(前回同様、上司から外出許可をもらいましたー。)
ちなみに今回はちゃんとパソコンを持っていきました。(笑)
セッション視聴:まずは、今年のServerless関連のUpdateの振り返り(AWS re:Invent 2018 開催前のUpdate)
- AWS Lambda にSLAが設けられた
- API GateWayがAWS WAFをサポート(セキュリティUp)
- SQS FIFOキュー使用可能
- API GateWay段階的価格設定
- AWS Lambda 非同期実行時のペイロードサイズ(リクエストとレスポンス)が2倍(256KB)
- AWS Kinesis Data Streams HTTP/2と拡張ファンアウト追加
- AWS Lambda Python3.7利用可能
re:Inventの発表前にこれだけの変更があったんですね。
Lambdaの非同期実行時のペイロードサイズが2倍になったとか、API GateWayの段階的価格設定とか、以外に知らない事が多い・・・
そういえば、Python3.7もいつの間にか使えてた気がしますね。
ちゃんと情報をウォッチしてないと置いてかれる(汗
セッション視聴:ここからがre:Invent 2018で発表されたServerless
- Firecrackerリリース:
(セキュリティと速度を重視した)短時間利用を目的とするVM。すでにlambdaやFargateの基盤として一部使用されている。 - AWS Toolkits 対応追加(PyCharm,IntelliJ,VSCode):
これはQiitaで少し触れましたね。 - AWS Lambda Ruby対応:
Rubyが好きな方は心待ちにしてたのではないでしょうか。私も喜びました。 - AWS Lambda カスタムランタイムサポート:
カスタムランタイムを使う事で、Lambdaでサポートされていない言語(PHPやC++等)や特定のバージョンを動かす事ができます。
上記のRuby対応もカスタムランタイムを使用して動かしているとの事です。
これを使えばCOBOLも動かせるよーって聞いた時は、流石に驚きました。 - AWS Lambda Layersの追加:
AWS LambdaにLayersという概念が新たに追加されました。
Layersに登録されたプログラムをハンドラとして呼び出すことができます。(最大5つまで)
つまり、Lambda間でライブラリを呼べるようになったよーって事ですね。
注意事項として、以下があるとのこと。
・Layersに登録したライブラリは、/optに展開されるため、上書きに注意。
・Layersに登録したライブラリは、コールドスタートとなるため、時間がかかる。 - AWS LambdaがALB(ロードバランサー)をサポート:
私はALBがサポートされて、何が嬉しいんだろう・・・と思ってました。
しかし、上司はこれとPHPを組み合わす事で、ServerlessのWebページが表示ができる。と言っていました。(よくよく考えてみるとたしかに・・・)
クラスメソッドさんはさっそく挑戦されているようです。 dev.classmethod.jp 最後にちらっと書いてますが、確かにWordPressをLambdaで動かせるかもしれませんね。 - AWS Step Functions API Connectorsを発表:
APIの追加ですね。 - API GateWay for WebSocket:
これもどんな事ができるか要チェックですね。 - AWS SAM で、Serverless Application Repository利用可能:
Serverless Application Repositoryにどんなものが置いてあるかチェックですね。
セッションを振り返って
というわけで、セッションで話された内容の一部を上記に纏めてみたわけですが、これでもServerless関連の一部分でしかありません。
そう考えると、本当に多い・・・
(今回、re:Inventで発表されたものは、100を超えているとか・・・)
しかし、情報のキャッチアップは大変ですが、AWSのこういった新しい発表から「あのサービスを使えばこんなことができるかも〜」や「あのサービスとこのサービスを組み合わせれば〜」とかを考えるのはおもしろいですよね。
今回はAWS LambdaのUpdateが多かったので、私も「LambdaとRuby」「LambdaのLayersやカスタムランタイム」「ALBとLambda」「GateWayのWebSocket」などなどで、何ができるのか。いろいろ考えてみたいと思います。
ちなみに、こちらも参加してきました。
こちらではSeverless以外の情報をキャッチアップすることができました。
aws.amazon.com
番外編:AWS Loft Tokyoに行ってきました
念願のAWS Loft Tokyoに行ってきましたー。イベントの日だったので多くの方がコードを書かれていらっしゃいました。
部屋に入るとすぐにAmazonがお出迎え
近くにはAmazonのガジェットが・・・
ガジェットだらけです・・・
外はとても高い〜 17Fからの景色です。
最後はCodeHappy!!!!!