私がブログをやろうと思った「きっかけ」の人でもあり,エンジニアとしても尊敬している伊藤 淳一さんがRubyの本を出されたとの事なので,さっそく買ってきました.
ぶ,分厚い…
本書のタイトルは「プロを目指す人のためのRuby入門」です.
タイトルの通り,ただの入門書ではありません.「プロを目指す人のための…」とあります.
本書にも入門書の扱いではなく「今までほかの言語をやっていたが、これからRubyを始めてみたい人」や「Rubyプログラミングを始めてしばらく経ったが、まだまだ自身が持てない人」を想定して書いているとあります.
また,本書は以下に該当する人にとって,大変お勧めできる本とのこと.
試しにチェックしてみました.
Q1. すでにほかのプログラミング言語で3年以上の開発経験がある。
もしくは「プログラミング歴=Ruby歴」で、 Rubyを始めてから
半年以上経っている。(Yes/No)
⇒Yes.
Q2. Rubyを学習する動機はRailsアプリケーションの開発に役立てるためだ。(Yes/No)
⇒No. だが、Railsはいつかやってみたい。
Q3. すでに仕事でRubyを使っている。もしくはこれからRubyを使った
仕事に就こうとしている。(Yes/No)
⇒No.
Q4. 単純に伊藤 淳一さんが書いた本に興味があり、読んでみたいと思う(Yes/No)
⇒Yes.
結果,私が該当したのはQ1だけでした.
ちなみに,Q4は私が勝手に作りました.
「オイオイ!」と思う方もいるかもしれませんが,実は私がQ4を追加したのは深い意味があるのです.
その意味について答えたいと思いますが,その前に何故,私が伊藤 淳一さん(以降,伊藤さん)を尊敬しているのか.
その理由を以下3つに纏めてみました.
1. 考え方に共感できる.
2. 自己表現が上手く,技術記事が大変わかりやすい.
3. 将来の星である.
考え方に共感できる.
伊藤さんは良くブログで,「〜した方が良いですよ. 僕も〜していました.」と 自身の経験談を交えて説得力のある話を書いてくれるので,人生の先輩として大変勉強になりますし,共感もできます.自己表現が上手く,技術記事が大変わかりやすい.
私はアウトプットや説明が下手なので、大変参考にさせて頂いています. Vim、正規表現、Rubyは、伊藤さんの記事を読んで学びました.他にもRuby on RailsやGitHub、Heroku、Markdown等も名前を知ったのは伊藤さんの記事からじゃないでしょうか…
本当にお世話になっています.将来の星である.
驚く事に,伊藤さんは私よりも年齢が上で,自分の年齢より上の方で,これだけ活躍できるのかと驚かされます. これは私の環境にも関係しますが,年齢が30 or 40代の方で身近に「憧れの人」「将来この人の様になりたいと思える人」が皆無なんですよね. 私は仕事をする上で,こういった「憧れの人」,「将来この人の様になりたいと思える人」が身近にいる事が,自身のモチベーションを高め,成長にも繋がると考えています. しかし,身近にいないとなるとネットで探すしかないですよね.
色々書きましたが,1〜3を要約すれば,「自分の不得意な分野の中での人生の先輩であり,憧れの人である」というのが,私から見た伊藤さんの立ち位置ではないでしょうか.
しかし、あくまでネット上にある情報だけで判断した感想です.かなり妄想が入っているので,「ああ...尊敬しているんだなぁ,ふーん...」くらいの気持ちで流して貰えると助かります.
さて,その上でのQ4の意味を答えましょう.
「Rubyを学びつつ,伊藤さんのわかりやすい文書の書き方,説明や表現方法を学びたい.(Yes/No)」
当然,Yes.です.そのために,購入しました.
書評は次回の記事で書こうと思います.なんせ分厚いので,今やっと8章突入したところです(涙)