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多摩市で生息するエンジニアが「アウトプットする事は大事だ」と思って始めたブログ

2023年1月を振り返る - 社内発表とQiita 1位のアウトプットの達人が語る、良質な技術記事を量産する秘訣の感想

2023年1月を振り返る。

今月は、社内で発表する機会があった & connpassでQiita 1位のアウトプットの達人が語る、良質な技術記事を量産する秘訣に参加したので、この2つをメインに振り返ってみようと思う。

社内での発表

会社で個人的に発表する機会が得られたので、以前Qiitaへ投稿したTypeScriptのエラーハンドリングはResult型を使うのが良さそうだと思った話をベースにして、資料を作って発表した。

speakerdeck.com

これを発表した理由は、私自身がTypeScriptのエラーハンドリングで苦しい思いをしていたので、(社内の)みんなも同じ思いなのではないか。と思ったからです。

特にTypeScriptは型があるのに、 try-catch をして throw してしまうとエラーが型として表現されず、見落としてしまうのが苦しいところ。

そんなときに知った「Result型」を社内に周知したかった。というのが私がこれを発表に選んだ理由です。

反応はどうだったのか?

それなりに反響があり、「是非、つかってみたい。」との声を多くいただきました。

逆に、少数だけど、「ぇー、あんまり気にしなくて良いんじゃない?」「 Vue.jsとかだと throw を検知してエラーを出すような仕組み(onErrorCaptured)もあるよ。」などの意見もあり、たしかにそういった視点もあるのか。と気付きにもなりました。

感想

(社内だけど)公の場で、個人的な意見を発表して反応があるのは嬉しいですね。

今回は(社内向けというのもあって)資料を準備する期間があまり与えられていないこともあり、後半は雑に仕上がっていますが、伝えたいことは伝えることができました。

こういった、発表のアウトプットも継続できたらな。。。と思う。

「Qiita 1位のアウトプットの達人が語る、良質な技術記事を量産する秘訣」の拝聴

n2i-engineer.connpass.com

久しぶりに、connpassのイベントへ参加。

参加を決めた理由は、「なかなかアウトプットを継続できないこと & 良質な記事を書けないこと、それらを改善したいと思った」からです。

また、イベントの時間が金曜日の18:30〜というのが個人的にベストマッチだった。(妻には仕事が長引いている。で通用する時間だったから・・・ 💦)

感想

1番に感じたのが「やっぱり伊藤さんは発表が上手いなぁ。」ですね。

私も伊藤さんに影響されて購入したのですが「パワー・プレゼンテーション」にある「WIIFY(ウィッフィー)」を使いこなしていらっしゃる。

ちなみに、私の「パワー・プレゼンテーション」は1度読んで以来、ホコリが被っているので、もう一度、読まねば・・・と思わされました。

前半戦(アウトプットする理由やアウトプットを続けられる理由)

伊藤さんの場合、アウトプットする理由やアウトプットを続けられる理由が明確で、それがなにより人のためだというのが衝撃でした。

人のため。誰かのために記事を書いているからこそ。アウトプットをするし、継続もできている。

私の場合、アウトプットする理由は自身のため。つまりは、アウトプットが自身の考えの整理にもなるし、曖昧なことも調べることで、明確になりそれが学びになるから。

では、アウトプットを継続できないのは、アウトプットする理由が個人的なものであるが故に、意識せずに優先度を下げているのではないだろうか。(悪い言い方をすれば、サボっているのではないだろうか。)

心の持ち方というか、その点が私と伊藤さんの違いなのではないだろうか。。。と思えた。

後半戦(アウトプットを継続するには?良質な技術記事を書くには?)

前半戦で、伊藤さんと私の考え方の違いがあることがわかった。

それを踏まえて、後半戦の最初で「アウトプットするモチベーションは人それぞれだ」という話があった。

だからこそ、アウトプットするレベルを自身に合わせたら良い。と、そして「技術記事に固執するのではなく、もっと広い定義でのアウトプットを考えると良い。」とも仰っていて、ここはとても納得できた。

ここで、ヒントを得られた気がした。

たしかに技術記事に固執していると、ただでさえ少ないアウトプットがさらに減少してしまう。アウトプットの継続だけを考えると、そこに固執する必要は無いな。。。と思えた。

良質な記事を書くことにも触れておくと、「3日前の自分」をペルソナすると良いとのこと。

これは何となく自分も記事を書く時に意識していることで、実際に幾つかの書いた記事が後に役立にたった記憶がある。

Q&A

全部は覚えていないので、印象に残ったものを1つだけ。

Q: 「すでにインターネット上ある記事の内容は記事にしないのか?」

A:「しない。公開されている記事に対して追加の情報があるとき or その記事よりも良い記事が書けると判断したときにしか記事にしない。なぜなら、・・・・」

ここは確かに人によって判断が分かれそうなところだと思う。

おそらく私のようにアウトプットする理由が自身のためなら、既にインターネット上ある記事でも自身が理解するために書き、公開するだろうなぁ。。。と思う。

ただし、丸コピーはダメなので、必ず自分の考えや感想、自分の言葉で説明する記事を書くようにしよう。

まとめ

  • アウトプットする理由

人それぞれ。私の場合はアウトプットする理由は自身のため。

  • アウトプットを続ける方法

「技術記事」に固執せず、自身に合わせてアウトプットレベルを下げること。

  • 良質な記事を書く方法

ペルソナを意識すること。