はじめに
最近、RailsチュートリアルやJavaのサーブレット等、サーバーサイド側の勉強が続いていたので、ここいらでフロントエンド側も勉強したいと思い、この本を手にしました。
手を動かしてコードを書いて学習するスタイルで、とりあえず一周終えたので感想を書いていきたいと思います。
HTML5/CSS3モダンコーディング フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト スタンダード・グリッド・シングルページレイアウトの作り方
- 作者: 吉田真麻
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/11/02
- メディア: Kindle版
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「HTML/CSS3モダンコーディング」の感想
正直な感想を言うと、僕がこの本を読むのは少し早かったかな・・・と感じるところがありました。
しかし、本書がスタンダード・グリッド・シングルページレイアウトにポイントを絞って書かれていた事もあり、最低限これだけ知ってれば、こんなWebページを作れるよ。という大枠を知る事ができたので、結果的に購入して良かったです。
また、本書の解説で使用しているWebページは以下の通りデザインも素敵なので、多少難しくてもモチベーションが保てたところがとても良かったです。
PART0:イントロダクションがCSS初心者にとって大変勉強になった
CSSにあまり触れてこなかった僕自身としては、このPART0:イントロダクションは凄くためになりました。 特に「要素名にスタイルを指定しない」「classとidの違い」「リセットHTML」等の初心者が気をつけるべきポイントや気になる部分を丁寧に解説されていて、僕自身初めて知る事ばかりだったので大変勉強になりました。
PART1:スタンダードレイアウトの学習がとにかく大変だった
CSSにあまり触れてこなかった人は、PART1:スタンダードレイアウトを読むのが一番大変なのではないでしょうか。僕は凄く大変に感じました。
いきなりclearで回り込みを解除する。とか言われても全然頭に入ってこなかったので、このあたりが「あ、この本を読むのは少し早かったかな」と感じた部分だったかもしれません。
しかし、「そもそも回り込みとは何なのか。」Googleで調べて実際にコーディングする事を繰り返し、理解していきました。
一応、誤解を与えないように言うと、本書ではclearやmargin等の初心者がつまづきやすい箇所は、ちゃんと別枠を設けて説明が記載されています。なので、こちらを読めばGoogleで調べなくても理解できる人は理解できるはずです。ただ、僕は本書に書かれている内容だけではいまいち理解できない部分があったので、そこをGoogleで調べて理解していきました。
PART1:スタンダードレイアウトさえ理解できれば、PART2と3はそこまで難しくない
上記の通り、一番の難所はPART1:スタンダードレイアウトだと感じました。
PART1を読み終えた後のPART2と3はするすると読めたので、そこまで難しいと感じませんでした。
これは本書がWebページのレイアウト作成に重点を置いているからで、本書で使用されているCSSの種類が少ないからなのだと思います。
それでも、これだけ素敵なデザインのWebページを作ることができるので、凄いなと感じました。
本書を読み終えれば素敵なデザインのWebページが作れる様になるのか?
ならないです。(きっぱり!)
あくまで本書を読めば、HTMLとCSSの書き方やWebページのレイアウトの作り方が理解できるまでです。
素敵なデザインのWebページが作れる様になるには、やはりそれなりの経験(Webページを作る数)が必要なのだと感じました。
しかし、HTMLやCSSの書き方を学べた事で、この先やろうと考えていたjQueryの本はするすると読めそうです。
というわけで、次回はjQueryの本を読んでいきたいと思います。