Try T.M Engineer Blog

多摩市で生息するエンジニアが「アウトプットする事は大事だ」と思って始めたブログ

Webエンジニアへ転職後に学んだ事(7回目)

はじめに

このブログ記事は、約11年間、客先常駐で『マネジメント』をメインに続けてきて、技術力が全く無くて後悔していた人が、Webエンジニアへ転職して学んだ事を記録しておくために書いています。自身の振り返りのために書いている記事ですが、30代の方で同じような境遇で技術力が全く無くて後悔している方々にとっても「Webエンジニアになるとこんな事を勉強するんだ・・・」と雰囲気を掴んで貰えれば幸いです。

WordPressを勉強中

大きな案件が一旦終わり、次の仕事ではWordPressを使うかもしれない・・・との事なので、現在はWordPressの勉強をしています。WordPressを初めて学ぶ上で私が何をしている(した)のかをさらっと書いていきたいと思います。

まず、WordPressとは?

WordPressは、CMS(Content Management System)の1つで、Webサイトを作る上で、ある程度「型」を用意してくれていて、ゼロからWebサイトを作るよりも容易に作る事ができるソフトウェアです。元々はブログを作るためのソフトウェアとして始まったWordPressですが、オープンソースであった事から有志によって利用者のニーズに合わせた開発・変更が行われ、今ではブログだけでなく、企業サイトやECサイトでもこのWordPressが使われています。
ちなみに、世界中のWebサイトのうち26.5%はWordPressで作成されているというデータがあり、CMSで作られたサイトに限定すると、59.6%と圧倒的なシェアを占めているとも言われています。

wp-exp.com

いやぁ、WordPress凄いですね。ちなみに、WordPressPHPで開発されているので、WordPressを使ってWebサイトを作るのにはPHPの知識が必要です。

WordPress何から始めればいい?

私も悩みました。そもそも、私はPHPに触れたこともありません・・・ とはいえ、開発環境が必要なのと参考になりそうな書籍を探す事にしました。

1. 開発環境

以前、SAMについて勉強した時にDockerを使った事を思い出し、WordPressの開発環境もDockerを使えば良いと考えました。(ネット検索しても、WordPressの開発環境はDockerを使う人が多いようです。)というわけで、docker-compose.ymlを用意して「docker-compose up -d」と叩けば開発環境の完成です。

[ docker-compose.yml ]

version: '2'

services:
  mysql:
    image: mysql:5.7
    volumes:
      - "./mysql:/var/lib/mysql"
    restart: always
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: wordpress
      MYSQL_DATABASE: wordpress
      MYSQL_USER: wordpress
      MYSQL_PASSWORD: wordpress

  wordpress:
    image: wordpress:latest
    volumes:
      - ./wordpress:/var/www/html
    depends_on:
      - mysql
    links:
      - mysql
    ports:
      - "8000:80"
    restart: always
    environment:
      WORDPRESS_DB_HOST: mysql:3306
      WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress

なんて便利な世の中なんだ・・・・(涙)

2. WordPress本を購入

とりあえず、「仕事の現場でサッと使える!」というタイトルに惹かれて購入しました。

WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)

WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)

<< 感想 >>
結論から言うとこの本はとても良い本です。
最新のWordPressのバージョンに対応しているのも良いですし、最初にWordPressでテーマ(Webサイト)を作りたい人にはおすすめできる書籍です。この本を読めば、WordPressの操作方法、テーマの作り方、使用すべきプラグイン、そのプラグインの使い方が学べます。

しかし、WordPressを触ってみてわかったのですが、WordPressWordPressなりに自動でやってくれる機能やPHPの関数が凄く多いんですよね。この本だけだと「なんとなくテーマが作れるな〜」止まりで痒いところに手が届かない・・・

そう悩んでいると、それを解決してくれる書籍と出会いました。

エンジニアのためのWordPress開発入門 (Engineer's Library)

エンジニアのためのWordPress開発入門 (Engineer's Library)

これです。
ちなみにタイトルには開発入門と書かれていますが、いきなりこの本から始めると私なら挫折する自信があります。まだ読んでいる途中ですが、この本にはWordPressが自動でやってくれる機能やPHPの関数の説明、それによる注意点等、WordPressの仕組みに重点を置いた説明が書かれており、私の知りたかった情報がほぼ詰め込まれていました。
この本は私の様に、ある程度WordPressを触ってみて「WordPressってどうやって動いているのだろう・・・?」と疑問に思った人にお勧めです。

しばらくは、この書籍を読んでさらにWordPressの知識を増やして行きたいと思います。

WordPressを触ってみて気づいた事

WordPressは上記に記載した通り、シェアがとても高く、ネットで検索すると欲しい情報がすぐに手に入ります。中には、欲しい機能のプログラムのソースコードが丸々落ちていたりもします。そのため、落ちていたソースコードを理解せずに使っていると思ってもいないバグやエラーを引き起こすので注意が必要だと感じました。(情報が多いだけに、扱い方には注意が必要という事ですね。)
ネットに落ちているソースコードにも実は関数の使い方や実装方法が間違っている可能性もあります。実は私もこの辺に不安を感じているのですが、そんな時はWordPressに詳しい有志の方に相談するといいかもしれません。(私もWordPressの勉強会等に参加しようかな・・・)