はじめに
このブログ記事は、約11年間、客先常駐で『マネジメント』をメインに続けてきて、技術力が全く無くて後悔していた人が、Webエンジニアへ転職して学んだ事を記録しておくために書いています。自身の振り返りのために書いている記事ですが、30代の方で同じような境遇で技術力が全く無くて後悔している方々にとっても「Webエンジニアになるとこんな事を勉強するんだ・・・」と雰囲気を掴んで貰えれば幸いです。
ES6勉強会
今回は自社の若手フロントエンドエンジニアが、ES6について勉強会(発表会)を行うとの事で、お誘い頂いたので参加してきました。私はバックエンドエンジニアという立ち位置ですが、フロント周りにも興味があるので、この勉強会へのお誘いはとても嬉しいものでした。
ES6って?
JavaScriptの標準仕様の事です。
ECMASCriptというJavaScriptの標準仕様があり、それのバージョン6がES6と呼ばれています。少しややこしいのがES6はES2015とも呼ばれている点です。これは2015年にECMASCriptのバージョン6の仕様が決まったので、ES6の事をES2015と呼ぶ人もいる。という事です。
各ブラウザのES6の対応状況は以下の通りです。
ECMAScript 6 compatibility table
FF(Mozillra Firefox)とCH(Google Chrome)は、98%のカバー率。
ちょっと出遅れてIE、Edgeが96%のカバー率である事がわかります。
また、JavaScriptの標準仕様だけあって、TypeScriptやNode.jsにも影響が出ていることもわかります。
面白いですね。
ちなみに今は2018年なので、(2017年に仕様が決った)ES8まで存在しています。
ですが、今でもES6の話を耳にするのは、ES6の変更がそれだけ大きかったという事ですね。
勉強会(発表会)の感想について
勉強会は、ES6で追加・変更された機能について、ずらずら説明していくものでした。ES6は追加・変更点が多いため、Googleスライドのシートが80枚を超えていました。(あまりの多さに少しびっくりしました。)
これだと聞く側も発表する側も大変なので、ポイントを絞って欲しいと伝えましたが、若手エンジニア曰くES6で追加・変更された機能は全て大事であり、ポイントを絞る事ができなかったので、これだけの量になってしまったと言っていました。
なるほどなぁ・・・とは思いつつも、私もこういった発表会経験が少ないので、あまり強く言う事はできませんでした。1つ思った事は「ES6の追加・変更点が多くて説明が大変なのであれば、テーマを少し変えて『私のおすすめES6!』くらいにしてポイントを絞った方が良いのかなぁと思いました。
それでES6は理解できたのか?
追加・変更された機能が多くて、全ては理解できませんでした。(というより無理です。)
しかし、クラスや継承などが入ってクラスベースのオブジェクト指向が取り入れられた?のと、シンボルやyieldが入ってRubyっぽくなったのが、少し驚きでした。
ES6を意識してJavaScriptを見た事がなかったので、今後JavaScriptのソースコードを見るときは、ES6で書かれているかどうかという点も気にして見るようにしていきたいと思います。