はじめに
先日、Developers.IO 2019 Tokyoに参加してきました!!
いやぁ、なかなか濃い一日でした。
クラスメソッドの皆様、本当にお疲れ様でした。
久しぶりの「参加してみたブログ」を書いていこうと思いますが・・・
その前に、イベント内容についてです。
AWSエキスパート集団のクラスメソッドさんのセッションを1日中聞こう〜!!というイベントです。会場はベルサール東京日本橋! 最近できた建物ですね。(ちなみに、前職の職場の近くだった・・・というのは秘密です。)
セッションのスライドは、随時クラスメソッドさんから公開していくとの事です。(ありがたい・・・)
なので、この「参加してみたブログ」では、私が聞いたセッションの感想を3つほどピックアップして書いてみようと思います。
1. 認証の標準的な方法は分かった。では認可はどう管理するんだい?(都元ダイスケ)
www.slideshare.net
都元ダイスケさんの発表ですね。 個人的には、以下シリーズのブログで大変お世話になりました。(DynamoDBへの理解が深まりました。ありがとうございます。)
発表内容は、「認可」の方法についてです。 私が、本発表で学んだことは、「認可」の方法はISOでちゃんと定められている!こと。そして、「認可」の方法は、AWSのIAMのマネをするのが良い!ということ。でした。
発表の流れとして、何がADIとして必要なのか?->順番に考えていく・・・と->あら不思議、結果的にAWSのIAMが参考になるよー。といった感じで、話のもって行き方はとても上手いなぁと感じました。
私はまだ、認証・認可が必要なWebアプリ開発をしたことはありませんが、これはとても勉強になりましたっ!
2. AWSのすべてをコードで管理する方法〜その理想と現実〜(濱田孝治)
ハマコーさんの発表ですね。これは、とても共感した話でした。
- CloudFormationでは、create-stack、update-stackとかあるけど、使い辛くない?(共感)
- 結局deployだけ使ってればいいんでは?(共感)
- deployであった怖い話(共感)
- クロススタック参照時のエラー(共感) etc...
と、ほぼ「あぁ・・・わかるぅ〜(共感)」でした。その上で、CloudFormationのテンプレートの分け方やチェンジセットを使用しよう!など、すぐに実践してみたくなる内容だったので、これはとても学びになりました。
是非とも実践してみたい!
3. 最近のAuroraのアップデート使いこなし術 〜 ServerlessやMulti-Masterどんな時に利用する? 〜(大栗宗)
スライドはまだ未公開っぽい?
以前、AuroraでMulti-Masterというのが話題になっていて、どんなものなのか気になっていました。Multi-Masterという名前からして「ぉ、すごそう・・・」と期待していたのですが・・・・
実際は「うーん・・・」な結果でした。
Multi-Master・・・つまり、書き込みできるインスタンスが2つあるという事なのですが、「インスタンス間で同データを更新すると競合が発生する!」そうです。個人的に、書き込みが2つあって競合が起きない(書き込み速度が2倍になるような)素晴らしい機能だと期待していたのですが、実際は「うーん・・・」でしたね。
使い道としては、以下を想定しているようです。
- シャーディングして利用する ・・・ 2つMasterがあるので、それぞれ扱うデータを分けて利用する。
- ヘルスチェックのフェイルオーバーとして利用する ・・・ Auroraは障害時に自動でRead->Witerに昇格できるのですが、それよりも速く復旧できる。
最後に
他にも5つ(合計8つ)のセッションを聞きましたが、どれもとても学びになる事が多いセッションでした。そろそろAWSの資格獲得に向けて本腰を入れなければならない自分としては、色々な話が聞けたのでとても刺激になりました。